県連女性協議会が会員生協交流会を開催
7会員生協・県連から40名が参加し、学習と交流を深めました
群馬県生協連女性協議会は、5月19日(金)に群馬県生涯学習センター研修室において「会員生協活動交流会」を開催しました。この交流会は、昨年2月に第1回を開催してから2回目となります。交流会には、7会員生協・県連事務局から40名が参加しました。
戸塚所長は、日常生活における男女共同参画のイメージとして、娘と父の会話、妻と夫の会話を例にしながら、身近な問題として男女共同参画をとらえていく必要があることを説明。その後、労働、子育て、建設、農業、人権・男女共同参画の各分野を担当する県庁各課、県ぐんま男女共同参画センターの取り組みを紹介していきました。
災害時の対応については、昨年の熊本地震でも避難後の生活の中で命を落としていく実態が少なからずあったことから、避難者のストレスの軽減のためにも男性中心となっている避難所運営に女性が加わることの重要性を強調されました。
また、群馬県内の女性参画状況が全国水準から遅れている項目についてのデータを示しながら、「女性の参画が3割以上になると組織や社会は変わってくる」と呼びかけました。
その後、3つの生協から事例発表がありました。
昼食休憩をはさみ、食後には参加者全員でアイスブレイクとしてストレッチ体操を行ったあと、6つのグループに分かれてグループワークを行いました。
約1時間のグループワークのあと、各グループからグループワークの様子が発表されました。発表者は発表順に、東條陽子さん(パルシステム群馬)、大平真紀子さん(同)、唐沢美知惠さん(生活クラブ)、木下直人さん(利根保健)、金澤愛実さん(同)、吉田澄子さん(パルシステム群馬)のみなさんでした。
交流会の締めくくりに、女性協藤原京子副会長がまとめを報告しました。
参加者からは、「男女が暮らしやすい社会のため、群馬県でも施策を行っていることがわかってよかった」「生活クラブ生協の設立、その後の歩み、とても感動的で涙なくしては聞けなかった」「ワーク・ライフ・バランスはとても大切、社会に貢献できるより充実した楽しい人生が送れたら最高」「働く女性にとって病児・病後児保育はありがたい施設。多くの地域に作られるよう望みます」「生協どうしが集うことが大切、グループワークがよかった」などの感想が寄せられました。