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群馬県生活協同組合連合会
〒371-0847
群馬県前橋市大友町 1-13-12
学校生協会館 3階
TEL 027-212-0152
FAX 027-212-0153

設  立: 1958年10月30日
会  長: 大貫 晴雄
会 員 数: 14組合
     (他に準会員1)
組合員数: 約77万1千人
     (2022年度末現在)
総事業高: 約863億円
     (2022年度)

 

県生協連女性協議会で「家庭における性教育」学習講演を開催

司会の田代さん    木榑会長
 群馬県生協連女性協議会では、3月28日(火)にNPO法人ピルコンに講師を依頼して「家庭における性教育」をテーマとした学習講演をオンラインで開催しました。平日昼間の開催でしたが、春休み期間中の企画ということもあり、合計約41名が参加のうち、7家族は親子での参加(子供の参加は約11名)でした。
 当日は、女性協議会 田代運営委員(パルシステム群馬)が司会進行を務め、冒頭に女性協議会 木榑会長(コープぐんま)より「性について学ぶ機会は少ないので、これからのお子さんの成長過程において、大切で必要な知識を正しく知っていただきたい」と開会のあいさつがありました。
 NPO法人ピルコンは、「人生をデザインするために性を学ぼう」をコンセプトに、科学的に正確な性の知識と人権尊重に基づく情報発信により、若者と共に、これからの世代が自分らしく生き、豊かな人間関係を築ける社会の実現を目指す非営利団体です。
 キム・ハリム講師
 今回の学習講演ではNPO法人ピルコンのキム・ハリムさんが講師となり、チャット機能を活用した参加者との対話も交えて行われ、日本の性教育について、子供との接し方や話し方、月経・避妊・性感染症・デートDVなど、普段話題にすることを躊躇われがちな内容について、あいまいにせずはっきりした言葉で説明いただきました。
 質疑応答では、文字(チャット)でのやりとりで匿名での質問もできたこともあり、普段人には聞きづらいことも聞くことができたようでした。
「性感性症の検査、女子は婦人科。男子は泌尿器科?」
「一緒に参加した小5の娘から、妊娠したい時だけ性交渉をすればいいのだよね?と問われたが、答え方は?」
「日本の教育が遅れているように感じたが国際的に性の問題はどういう状況ですか?」等の質問が出され、キム・ハリムさんから回答やアドバイスをいただきました。また、関連するサイトのURLも紹介いただきました。
   藤原副会長
 終わりに、女性協議会 藤原副会長(利根保健生協)から「小中学校の生徒に参加いただけてうれしい。女性協議会の活動30年の中で初めて男女の性についての講演が行われた画期的な日になりました」と閉会のあいさつがあり、約90分の学習講演を終了しました。
 群馬県生協連としても、「性」をテーマとする学習講演は初めてでしたが、LGBT+やデートDVにも関連する内容でもあり、有意義な時間となりました。


【学習会アンケートの主な意見(抜粋)】
・保護者目線のお話がとても参考になりました
・1人の人間として自分の人生をより良いものにするためと周りの人達を大切にするための教育と感じました。
・今迄は家庭で性についての話はしたことがなかったのですが、今日は春休み中ということもあり中3の息子、小5の娘と一緒に視聴しました。性について話すことは恥ずかしことではなく、これから成長していくうえでとても大切なことであることを親子で学ばせていただきました。
・私が子どものころと環境が変わってきているので、自分の子どもたちにどう伝えていったらいいか、とても参考になりました。
・性教育は人権教育であり、ジェンダー平等の視点からも重要であることなど、もっと広く周知されるべきと感じました。
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