フートピア21 第100回国際協同組合デー記念交流会を開催しました
フートピア21では、2022年12月12日(月)に、第100回国際協同組合デー記念交流会開催しました。交流会は、9時半~14時半で行われ、午前中は山林で林業現場視察を行い、午後は、学校生協会館2階会議室にて、協同組合のアイデンティティーの動画視聴と意見交換を行いました。参加は7団体18名でした。
【林業現場視察】
林業現場視察は、烏川流域森林組合の案内により、高崎市中室田の山林で行われました。チェーンソーによる杉の伐採とロングリーチハーベスタによる伐採を見学しました。
チェーンソーによる伐採では、狙った方向に木を倒す必要があり、高度な技術力と経験が要求されます。
ハーベスタは、伐採、枝落とし、切断、集積まで1台でできる重機で、ハーベスタの導入により、少人数で効率の良い作業が可能となりました。
森林に陽光が届き、風通しを良くするために間伐は欠かせません。森林を適切に管理し維持し続けることは、地球温暖化を防止するうえでも大きな役割を果たしています。
ロングリーチタイプのハーベスタは、作業道路から離れた重機が入れない場所でもアームを伸ばして作業を行うことが可能です。群馬県内での導入は、1台との事でした。
参加者は、職員の技術力の高さと、重機の迫力に圧倒されていました。
参加者は、職員の技術力の高さと、重機の迫力に圧倒されていました。
午後は4グループに分かれて、林業体験の感想と意見交換を行い、協同組合のアイデンティティー動画視聴後に、動画についての意見交換交流会を行い ました。開会のあいさつを群馬県生活協同組合連合会の針谷専務理事が行い、JAぐんま女性組織協議会の阿佐見会長が閉会の挨拶を行いました。
林業現場視察の感想としては、少人数で作業が行われていることや価格が下落していることへの驚きの感想が出されました。植林した苗木が収穫できるのは約50年先になることから、森林を整備することは水源確保や土壌保全にもつながるSDGSの取り組みであり、次世代のためになくてはならない仕事であることを認識しました。
林業現場視察の感想としては、少人数で作業が行われていることや価格が下落していることへの驚きの感想が出されました。植林した苗木が収穫できるのは約50年先になることから、森林を整備することは水源確保や土壌保全にもつながるSDGSの取り組みであり、次世代のためになくてはならない仕事であることを認識しました。
協同組合のアイデンティティーの動画は、第1原則から第7原則についての取組報告が中心でした。視聴後の意見交換では、「あいら農業協同組合(鹿児島県)」が全組合員訪問を行ったことについて、非常に感銘した。「南医療生活協同組合(愛知県)」のおたがいさまシートについて、独居の高齢者でも利用しやすいといった意見が出されました。グループ内での意見交換後に各グループから特徴的な意見について発表を行いました。