第54回 群馬県生協大会をオンラインで開催しました
第54回群馬県生協大会実行委員会(実行委員長:岩崎知恵コープぐんま理事)では、10月20日(木)にオンラインにて第54回群馬県生協大会を開催しました。各生協でサテライト会場が設置され、約130名が参加しました。
【大会テーマ】
「誰もが安心して平和に暮らせる社会(世界)を作るために ~私たち生協ができること~」
大会冒頭に、岩崎実行委員長により「コロナ禍で貧困の格差が広がっており、地域社会のつながりも薄れていると思うので、今大会を通じてみんなで考えていきたい」と開会挨拶が行われました。
また、来賓としてお招きした群馬県生活こども部消費生活課の石井富美代課長から、「県内18団体、100万人を超える組合員は大きな力となっており生協の役割は今後重要になる。
県としても消費者行政の一層の推進に取り組んでいく」とあいさつをいただきました。
第一部では、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの理事長である、湯浅誠氏よりオンライン講演をいただきました。
歯切れのよい口調で、地域の横のつながりとしての子供食堂の役割としては、こどもだけではなく親や高齢者を対象として、地域の多世代交流の場となっていること、こども食堂を利用した子供が縦のつながりとして次世代につながっていくことの重要性、SDGsは誰一人取り残さない世界の実現によって可能となることについて話され、参加者からは大変好調でした。
第二部では、会員生協による活動報告として、群馬県庁生協、北毛保健生協、よつ葉生協から報告が行われました。
■群馬県庁生協からは、普段一般消費者にはなじみの薄い、職域生協としての群馬県庁生協の取り組みについて報告がありました。
■北毛保健生協からは、2021年度の活動を通じて、コロナ禍でもできること、取り組んできたことについて、スマホ班会やフードバンクの取り組みについて報告がありました
■よつ葉生協からは、「誰もが有機農産物を食べられる社会を目指して」をテーマに食料自給率を高める取り組み、有機農業をすすめる取り組みについて報告がありました。
結びに群馬県生協連中村隆夫会長から「急激な物価高で消費者や生協も困難が増している。こんな時だからこそ地域に目を向けて生協を利用していてよかったと思っていただくことが事業にも結び付いていく。これからも力を合わせて取り組みを進めていきましょう」と閉会挨拶が行われ、約2時間の会を終了しました。
※この大会には、群馬県消費生活課、みどの福祉会からも参加いただきました。