ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク
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協働事業「親子で学ぶ 食品の科学」を開催しました
群馬県健康福祉部 食品・生活衛生課とぐんま食の安全・安心県民ネットワーク(代表:中村隆夫県連会長)は、食品表示に対する知識の普及と食の安全に関して理解を深めることを目的に、8月1日(月)、2日(火)に「親子で学ぶ 食品の科学」を協働事業として開催しました。
会場となった県庁29階会議室には、8月1日(月)に親子11組(大人11人・子ども14人)、8月2日(火)に親子10組(大人10人・子ども13人)が参加し、実験を通して、食品表示に対する知識と食の安全について学びました。
群馬県健康福祉部 食品・生活衛生課 食品安全推進室の小高佳子主幹が講師を務め、食品表示の基本「食品表示のいろは」を動画で学んだ後、「はたらくビタミンC」「清涼飲料水のひみつ」「着色料の色はイロイロ」「おまけの実験」の4つの実験を行いました。
はたらくビタミンC
「はたらくビタミンC」の実験では、キュウリ・大根・トマト・レモン・キウイフルーツ(ゴールドキウイ)・パプリカ(黄色)のしぼり汁をヨウ素液に一滴ずつ加えながら何滴で透明になるのかを数える実験を行い、ビタミンCの「酸化防止」の働きについて学びました。
清涼飲料水のひみつ
続いて「清涼飲料水のひみつ」の実験では、水100gに砂糖15gが含まれる甘さを体験した後、レモン果汁を加えた味の違いを体験しました。またクエン酸と重曹を使って炭酸水を作る実験を行い、清涼飲料水の栄養成分表示などについて学びました。
砂糖を溶かした味とレモン果汁を加えた味の違いは…
あまーい・おいしい?
「クエン酸」と「重曹」を混ぜた物に水を加えると
シュワシュワと炭酸水の出来上がり
着色料の色はイロイロ
「着色料の色はイロイロ」の実験では、水性マジックで色をつけた紙(コーヒーフィルターなど)を水につけて色素が水に溶けていく様子を観察する実験を行い、食品中の着色料の表示などを学びました。
紙に好きな色をつけて水につけると、水に溶けやすい色素から紙に移って色がわかれていきます
いろいろな色を混ぜ合わせて色を作っていることがわかります
塩水につけて色の変化を観察すると
真水とは違った溶け方になりました
イースト菌の働き
最後に「おまけの実験」としてイースト菌の働きについての実験を行いました。
ぬるま湯にイースト菌を溶かして、オキシドールの中に入れると、ふんわりとした泡ができました
皆さん最後まで講師の説明を真剣に聞きながら実験に参加していました。