第2回県連災害対策協議会を開催
県危機管理課講師からぐんまの防災を学びました
2021年度第2回県連災害対策協議会を11月26日(金)県庁昭和庁舎会議室で開催しました。
今回は群馬県総務部危機管理課 青木純一氏(危機管理専門員)を講師に迎え、「ぐんまの防災」と題してご講演いただき、最近発生した災害等の特徴、群馬の地勢や災害発生状況、県の危機管理体制などについて学びました。会議には5会員生協・県連から7名が参加しました。
青木氏は、近年の豪雨・台風・火山噴火・豪雪・地震災害の特徴を解説し、「特別警報」発表の意義や必要な住民の対応、火山噴火では発生の季節や時間で状況が大きく変わること、群馬県からの支援状況などについてお話ししました。次に群馬の地勢に触れ、風水害・山林火災・火山災害・震災など過去や直近の事例から、群馬は決して災害の少ない地域でないことが強調されました。
氏は続いて県の災害対策と危機管理体制に触れ、令和元年度東日本台風(第19号)への対応として、災害警戒本部を設置し、大雨災害特別警報が出されると知事を本部長とする災害対策本部を立ち上げ3回の会議を行ったことなどを説明、緊急時の登庁員制度、群馬県地域防災計画の制定、防災訓練、災害用備蓄物資、情報連絡網の整備などを進めていることを紹介しました。
災害への備えとして、減災の考え方のもと、自助・共助・公助の連携により地域防災力を高めていくことが大切であると強調されました。
会議ではこの他に、会員生協が本部や事業所などで用意している備蓄品(数量など)や避難訓練の実施状況などついて交流し、今後の取り組みなどを確認して終了しました。