生協役職員を対象にライフプランセミナーを開催
6会員生協から23名が参加しセカンドライフプランの立て方や終活について学びました
6会員生協から23名が参加しセカンドライフプランの立て方や終活について学びました
群馬県生協連は会員生協の役職員を対象に1月28日(土)前橋問屋センター春の間で「ライフプランセミナー」を開催しました。講師にファイナンシャルプランナーとして活躍している高橋瑞枝さんを招き、「実りあるセカンドライフに向けて」をテーマに、「安心で豊かなセカンドライフのために」「定年後の公的年金・社会保険の手続きとキャッシュフロー表作成」「終活と相続と後見制度」の3つのプログラムで講演していただきました。
セカンドライフプランの描き方では、講師自らの体験をもとに、夢を描くことの大切さ、漠然とした不安の中で大切な「夢」をあきらめることのないよう、定年後の収支予測を立てていくことの大切さが強調されました。
続いて定年後のライフプランを立てていくうえで定年前に知っておきたいこと、チェックしておきたいこととして、「在職老齢年金」「高年齢雇用継続給付金」の制度の説明や60歳以降の収入、退職金にかかる税金、公的年金等にかかる税金、退職後の健康保険、雇用保険などをわかりやすく解説していただきました。
午後には「終活と相続と後見制度」についての講演が行われ、自らの成年後見人としての経験やご家族を見送った経験をふまえ、「生前から家族に自分の意思をわかるように残しておくこと」がいかに重要かをお話ししていただきました。その中で、「終活を暗いイメージでとらえるばかりでなく、残りの人生の夢を描くものとして積極的に考えたらいいのでは」とアドバイスがありました。
参加者からは、「今年定年予定だがまだ準備できていないのでこれから勉強したい。勉強しながら動いてみることが必要とわかった」「リタイアした後の生活設計はとても大切だと実感。キャッシュフロー表はしっかり作りたい」「定年後の生活の中でも夢を持とう。もっと具体的に計画を立てていく必要性を感じた」「例えの話や話題が身近に思い当たることばかりだったのでとても参考になった」「終活について初めて聞いた。若い世代の方にも知ってほしい」「今後の対策方法が見えて少し安心感を持つことができた」などの感想が寄せられました。