ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク
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県民ネットワークが東洋大学と連携
オンラインで食の安全理解促進事業を実施しました
オンラインで食の安全理解促進事業を実施しました
ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク(会長:中村隆夫県生協連会長理事)は、12月9日(木)に若い世代向けの「食の安全理解促進事業(東洋大学)」を実施しました。昨年度までは産学官連携による群馬県との協働事業として実施してきましたが、今回は新型コロナウイルス感染症の影響により企画が中止となったため、県民ネットワーク独自の取り組みとして大学側と調整を行い、実現に至ったものです。食の安全理解促進事業の独自実施は、県民ネットワークとして初の取り組みになりました。
当日は東洋大学食環境科学部食環境科学科の学生8名が自宅などから参加、大学から佐藤順教授(農学博士)が参加し、コープぐんまの食の安全の取り組みについてコープデリ連合会品質管理部内田正弘氏がオンラインで講義を行うという方式で実施しました。進行を、県民ネットワーク針谷事務局長(県生協連専務理事)が担当しました。
当日は東洋大学食環境科学部食環境科学科の学生8名が自宅などから参加、大学から佐藤順教授(農学博士)が参加し、コープぐんまの食の安全の取り組みについてコープデリ連合会品質管理部内田正弘氏がオンラインで講義を行うという方式で実施しました。進行を、県民ネットワーク針谷事務局長(県生協連専務理事)が担当しました。
内田氏は、コープぐんまとコープデリ連合会について紹介したあと、コープぐんま・コープデリ連合会の食品安全・品質保証の基本的な考え方の説明の中で、生産者、工場、メーカーからコープを経て生協組合員(消費者)に至る「フードチェーン」全体で安全の全員リレーを進めていることを説明し、「消費者はフードチェーンのアンカー」であるとして食品安全の基本について学ぶ意義を強調しました。
続いて、2018年4月に拡張移転したコープデリ商品検査センターの概要と商品検査の様子について報告したあと、HACCP(ハサップ)制度化についての解説を交えながら、コープぐんま店舗での衛生管理の実際について説明しました。
店舗における衛生管理のポイントとして、加熱や温度管理の徹底、器具等を清潔に保つこと等とともに、ルールを周知、徹底すること、その場での記録を重視していることなどを紹介し、特に食品が他の食品や器具などに触れてしまう交差汚染を防ぐこと、副店長を店舗の衛生管理者と位置づけ、店内の衛生点検を進めていることなどを説明しました。