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ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク
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県民ネットワークが群馬県と協働
産学官連携による食の安全理解促進事業(東洋大学)を実施しました
東洋大学学習会のようす
 ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク(会長:中村隆夫県生協連会長理事)は、群馬県との協働事業として、9月3日(木)に若い世代向けの「食の安全理解促進事業(東洋大学)」を実施しました。この企画は、県民ネットワークとしては、3年目の取り組みとなります。
 当初の計画では、大学からバスで移動して群馬明治株式会社の工場見学と前橋市の群馬県食品安全検査センターの施設見学を予定していましたが、コロナウイルス感染予防の観点から、バスによる移動、現地視察は中止とし東洋大学に講師をお呼びして学習会を開催しました。
 東洋大学と連携し、同学食環境科学部食環境科学科の4年生5名と佐藤順教授(農学博士)が参加され、明治株式会社(前橋市飯土井町)品質保証部 品質保証課の二見欣也課長から「牛乳の基礎知識 HACCP制度化に伴う対応」、群馬県食品安全検査センター(前橋市)の砂長千晶次長から「群馬県食品安全検査センターの取り組み」をテーマした学習会、群馬県健康福祉部 食品・生活衛生課の田附博主任より「食の安全・安心とリスクコミュニケーション」の取り組みに報告の後、意見交換を行うというスケジュールで実施されました。
小高主幹(左)、中村会長(右)
 群馬県からは県健康福祉部食品・生活衛生課食品安全推進室小高佳子主幹、同室田附博主任の2名が参加し、県民ネットワークから中村隆夫会長(県生協連会長理事)針谷勉務局長(県生協連専務理事)が同行しました。
 冒頭、中村会長からアクリフーズ農薬混入事件・中国の冷凍餃子事件、HACCPの義務化、ぐんま食の安全・安心県民ネットワークの紹介などにふれて挨拶がありました。
明治(株)二見課長(左)、検査センター砂長次長(右)
 明治株式会社品質保証課二見課長から「乳牛クイズ」「牛乳の基礎知識」「HACCP制度化に伴う明治グループの対応」について講義があり、「HACCP制度化に伴う明治グループの対応」では、HACCPの義務化に伴うFSSC22000の取得とフードディフェンスの取り組みなどが詳細に報告されました。 
 続いて、群馬県食品安全検査センター砂長千晶次長から検査センターの概要、違反事例から見る食品の基準、検査の流れなどの説明がありました。
 休憩の後、県食品安全推進室田附主任より、「食の安全・安心とリスクコミュニケーション」と題して学習会と作成した動画の視聴を行いました。
意見交換のようす
 その後、県食品安全推進室田附主任の説明を受けて、「動画を使ったリスクコミュニケーション」を課題として、意見交換が行われました。
 参加者からは、「食中毒に対する認識が不足していので、実際に起きた事例をもとに、リスクが身近にあるとことを知ってもらう動画を作成したらどうか(例えば役肉屋で生肉をさわったトングを使いまわすなど)」「正しい知識を持ってもらうために、飲食店でのアレルギー事故防止の動画を作成し、飲食店でも流してもらったらどうか。」「アニメやキャラクターを使って子どもにもわかりやすく」「消費者にも動画に登場してもらう」「食中毒の危険性を伝えられる動画。どのように危険なのか。危険だということを強調するようなサムネイルにする」「添加物の危険性を誇張する記事が週刊誌に掲載されることがある。添加物の正しい知識を知らせていくも必要」「Tsulunosの動画再生回数が少ない、そもそもなぜ動画配信をしていくのかを伝えることが必要」などの提案が示されました。
 意見交換を受けて田附主任から、「みなさんからいただいたご意見を参考に動画作成を進めていきたい」との講評がありました。
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