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ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク
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「第20回食の現場探求隊」を開催しました
第20回食の現場探求隊のようす(JA全農青果センター(株))
中村会長
 ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク(代表:中村隆夫県生協連会長理事)は、群馬県との協働事業として2月18日(火)に「第20回食の現場探求隊」を開催しました。今回初めてぐんま食の安全・安心県民ネットワークが事務局を担当し、埼玉県戸田市のJA全農青果センター株式会社東京センターと、同県さいたま市の独立行政法人 農林水産消費安全技術センターを見学しました。この現場探求隊には県民18名が参加し、事務局として県生協連2名、県食品・生活衛生課2名が同行しました。
 最初の見学先であるJA全農青果センター(株)東京センターでは、ぐんま食の安全・安心県民ネットワークの中村会長が合流し、見学の冒頭、「新型コロナウィルスの心配もあるが、食の現場探求隊に多くの方が参加していただきありがたい。食の流通を理解するということはとても大切、2カ所の見学でぜひ学んでほしい」とあいさつしました。
JA全農青果センター(株)概要説明のようす
船山さん
 会長のあいさつのあと、同センターの船山絵里穂さんからJA全農青果センター(株)の概要および東京センターの業務についての説明のほか、船山さんの所属する営業部の業務内容について説明があり、産地と販売店、消費者をつなぐ役割を果たそうと取り組んでいること、安全・安心な野菜や果物の提供のため、商品の規格のめあわせ、品質管理、鮮度・温度管理を進めていることなどについて説明していただきました。さらに最近の取り組みとして、山形県JAてんどうにおいてコープ(生活協同組合)専用のさくらんぼを開発した経験などが紹介されました。
 施設見学では参加者はヘルメットと防寒着を着用し、商品の入庫から出荷までの様子、日本各地の農産物の取り扱い状況、袋やパック詰め作業、温度・鮮度管理の様子などを船山さんの案内で見学しました。
 参加者から、群馬県産のリンゴの品種の他県での取り扱い、地震など災害のときの非常用電力の準備状況などについて質問があり、船山さんから丁寧に回答がありました。
独立行政法人 農林水産安全技術センター(FAMIC)概要説明のようす
高橋室長
独立行政法人 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)では、同センター広報室の高橋賢室長から、センターの歴史と経過、業務の概要などについて説明がありました。
 施設見学では、各分野の担当・分析等の業務について、各担当者からの詳しい説明を聞きました。肥料では、化学肥料と有機肥料の特徴の違い、汚泥を利用した肥料に含まれる有害成分の分析などについて、飼料では、カビ毒や残留農薬の検査、ペットフードの安全性確保のための立ち入り調査などについて、食品表示では、そば粉配合割合の推定、食用植物油脂の原材料の判別などを行い、表示が正しいかのチェックを行っていることなどの説明がありました。
施設見学のようす(JA全農青果センター(株))
施設見学のようす(FAMIC)
 一日の日程を終えて参加者からは、「食品の安全性の確保のために多くの人が努力している様子がよくわかった」「普段見られない場所を見学でき、有意義な一日となった」などの感想が寄せられました。
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