「ヤングケアラーについて考える」
オンライン学習会を開催しました
群馬県生協連では、７月１１日（火）に「ヤングケアラー」をテーマに、役職員向けオンライン学習交流会を開催し、６４名が参加しました。
特定非営利活動法人「虹色のかさ」理事長の髙橋知之氏により「ヤングケアラーについて考える」をテーマにお話ししていただきました。
学習会は、ヤングケアラー支援ネットぐんま（NPO法人虹色のかさ）の取り組みから始まり、
「ヤングケアラー支援ワンストップ相談窓口」の設置、
「ヤングケアラーとは」
「ヤングケアラーの理解 ～社会的背景と支援の拡充～」
「ヤングケアラー支援の課題」
などについてお話していただきました。
ヤングケアラーの状況、支援の必要性では、少子高齢化・地域との関わりの希薄化、女性の社会進出（共働き家庭の増加）、世帯数の減少などにより、１クラスに１～２名ぐらいの割合で家族の世話をしている中高生がいること、進学や就労状況、延いては人生全体に影響を及ぼすことが説明されました。
また、福祉の充実や子どもの権利に関する理解が遅れていること、支援が必要な家庭の把握、相談できる環境づくり、福祉及び介護サービスの周知・適切な活用などが課題との説明があり、最後に、出会ったときの声をかけのポイントや支援のお願いがあり学習会を終了しました。
