群馬県生協連の第58回通常総会が開催されました
群馬県生協連の第58回通常総会が、6月15日(木)、前橋問屋センター会館華の間で開催されました。代議員総数54名のところ、本人出席39名、代理人出席15名の参加で以下の議案の審議を行ない、全議案を可決し、成功裏に終了しました。
- 第1号議案 「2015年度事業報告・決算関係書類承認の件」
- 第2号議案 「2016年度事業計画及び予算決定の件」
- 第3号議案 「役員報酬総額承認の件」
- 第4号議案 「議案決議効力発生の件」
開会にあたり八田会長は、「共謀罪」法案が15日朝に参議院で可決成立したことに触れ、「委員会採決を行わず中間報告ですませるのは異常で審議を尽くしたとはいえない、廃案を求める」と表明、また憲法改正の動きに触れて「ユネスコが協同組合を評価した精神に逆行するものだ」と指摘したうえで、2017年度の活動の抱負を述べてあいさつしました。
総会には来賓として、群馬県生活文化スポーツ部消費生活課から福田芳美課長、群馬県農業協同組合中央会から池田隆政専務理事、日本生活協同組合連合会中央地連から渡邊大輔氏、中央労働金庫生協部から圷勝則上席調査役、中央労働金庫群馬県本部から大野繁雄副会長、にご出席いただき、代表して福田消費生活課長、池田JA群馬中央会専務理事、中央地連事務局渡邊氏から祝辞を頂戴しました。
県消費生活課福田課長: 群馬県生協連と会員生協が県民生活の向上と安定に取り組んでいることに敬意を表します。高齢者の被害防止は重要な活動です。見守り活動で未然防止できた事例もありました。これからも貴連合会のご協力を願っています。 JA群馬中央会池田専務: ユネスコから「協同組合」の価値が認められる一方で日本では規制改革会議の農業改革に関する意見が出されて混乱になりました。共通の課題を有する生協のみなさんにもぜひ関心を持っていただき連携を進めていけたらと思います。 日生協中央地連渡邊氏: くらしやすい地域づくりのため群馬県生協連と会員生協のみなさんが様々な活動を広く展開されている様子が議案書から伝わってきました。行政や諸団体とのコミュニケーションを強めながら活動を発展させていかれることを期待します。 | |
総会では、NPO法人消費者支援群馬ひまわりの会の適格消費者団体認定実現と活動支援、関東ブロック地方消費者フォーラムの群馬県開催の成功などの2017年度方針を全会一致で確認しました。