「ふくしまの今を語る人」講演会を開催
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鈴木氏 柳内氏 齊藤氏
群馬県生協連災害対策協議会では、12月10日(火)JAビルにおいて、「ふくしまの今を語る人」講演会を開催し、県内各生協と関係団体から57名が参加しました。
冒頭に運営事務局の鈴木浩文氏から福島県の概要説明があり、その後、福島県の生産者として、水産業から小名浜機船底曳網漁業協同組合理事の柳内孝之氏、農業からNPO法人がんばろう福島、農業者等の会代表の齊藤登氏による講演が行われました。
冒頭に運営事務局の鈴木浩文氏から福島県の概要説明があり、その後、福島県の生産者として、水産業から小名浜機船底曳網漁業協同組合理事の柳内孝之氏、農業からNPO法人がんばろう福島、農業者等の会代表の齊藤登氏による講演が行われました。
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運営事務局鈴木氏からは、依然として2万6千人を超える方が避難生活を続けていること、県産品食品の安全性を確保するために、生産・流通・消費の各段階で複数回にわたる検査を行って、安全性が確保された農林水産物のみを出荷していること、ALPS処理水の放出後、中国による水産物の輸入停止措置で水産業にとっては大きな打撃を受けていること、福島県の魅力などが報告されました。
柳内氏(水産業)の報告
発災から現在に至るまでの復興に向けた取り組み、ALPS処理水海洋放出の影響、などについて報告がありました。また、中国は安全基準に合致した日本産水産物の輸入再開を表明しましたが、日本産水産物の輸入には至っていないこと、引き続き水産業の復興・地域の発展に向けて取り組みを進めていくことなどが報告されました。
齊藤氏(農業)の報告
震災後、試行錯誤しながら安全な米の生産を進め、発災2年目からは「吸収抑制」を行っていること、安全性が確認された作物のみを出荷しているのに、福島=マイナスイメージという先入観があること、先入観を払拭するために、首都圏でのマルシェの開催など、消費者に生産者の顔が見える取り組みを進めていることなどが報告されました。
発災から現在に至るまでの復興に向けた取り組み、ALPS処理水海洋放出の影響、などについて報告がありました。また、中国は安全基準に合致した日本産水産物の輸入再開を表明しましたが、日本産水産物の輸入には至っていないこと、引き続き水産業の復興・地域の発展に向けて取り組みを進めていくことなどが報告されました。
齊藤氏(農業)の報告
震災後、試行錯誤しながら安全な米の生産を進め、発災2年目からは「吸収抑制」を行っていること、安全性が確認された作物のみを出荷しているのに、福島=マイナスイメージという先入観があること、先入観を払拭するために、首都圏でのマルシェの開催など、消費者に生産者の顔が見える取り組みを進めていることなどが報告されました。
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針谷専務理事
講演を聴いた参加者からは、
・現在の取組は今後も起こりうる原発事故の道標になる。
・複合的な災害を乗り越えた実績となる。
・学校でもこの講演を行いたい。などの意見・感想が出されました。
終わりに群馬県生協連針谷専務より挨拶があり、講演会を終了しました。
終わりに群馬県生協連針谷専務より挨拶があり、講演会を終了しました。
講演会参加者には、福島県産品のお持ち帰りがありました。
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