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群馬県生活協同組合連合会
〒371-0847
群馬県前橋市大友町 1-13-12
学校生協会館 3階
TEL 027-212-0152
FAX 027-212-0153

設  立: 1958年10月30日
会  長: 大貫 晴雄
会 員 数: 14組合
     (他に準会員1)
組合員数: 約77万6千人
     (2023年度末現在)
総事業高: 約855億円
     (2023年度)

 

県連女性協議会で、富岡製糸場視察学習会を開催

 群馬県生協連女性協議会では、2月8日(水)に富岡製糸場の視察学習会を開催しました。
 午前中に富岡市生涯学習センターにおいて、群馬県の出前講座「富岡製糸場と絹産業遺産群」の受講し、午後は、富岡製糸場の視察を行いました。 

 2022年10月の群馬県消費者大会の記念講演いおいて、「富岡製糸場は、女性の就労の場の確保につながった」という説明を受け、富岡製糸場と女性の社会進出との関係について学習しました。
 講師の今井主任
 出前講座では、群馬県立世界遺産センター職員の今井洋平主任を講師に迎え、主に富岡製糸場について説明を受けました。軽快な口調でのわかりやすい講義で、富岡製糸場がつくられた時代背景や、当時の工女の状況を学ぶことができました。
 富岡製糸場最初の女子労働者は「伝習工女」として募集し、新しい器械製糸技術を国内に広める役割を担いました。富岡製糸場で技術を習得した工女は、指導者として各地で活躍しました。
                      出前講座受講のようす
                        講義資料(抜粋)
   富岡製糸場見学のようす
 午後の富岡製糸場視察では、ツアーガイドを依頼し、説明を受けながら見学を行いました。工女の日常生活のようすやエピソード等を含めた説明で、当時の状況を知ることができました。
 稼働当初の工女の労働時間は、定時間勤務(1日8時間)で、日曜定休と当時としては画期的でした。また、入浴は毎日、食事は支給、診療所等も完備され労働環境は良好でした。
 民営化後は、労働時間の延長(1日10時間程度)もありましたが、他の製糸場や紡績工場と比較しても良好で劣悪というイメージはありませんでした。また、読み書きや裁縫の教習があるなど、労働環境は他企業より良好でした。
                     富岡製糸場の外観と内部のようす
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