県社協が協働型災害ボランティアセンター運営者養成研修を開催
県連針谷専務が生協の支援活動の取り組みを報告しました
群馬県社会福祉協議会は群馬県と共催で11月15日(月)、前橋市市町村会館において『協働型災害ボランティア運営者養成研修』を開き、市町村社会福祉協議会などから約100名が参加しました。
まず、群馬県社会福祉協議会施設福祉課鈴木伸明氏より、社協が災害支援を行う意味や協働型災害ボランティアセンターについての説明、具体的な活動の説明がありました。
続いて全国の災害支援活動に詳しい園崎秀治氏より、近年の災害の特徴や支援の原則、災害ボランティアセンターや社会福祉協議会の役割などについて解説があり、センターの活動や生活支援相談員の役割などについて説明がありました。
講義のあと『何のため、誰のためのボランティアセンターか』を切り口に、日野ボランティア・ネットワーク代表山下弘彦氏の進行により、参加者によるワークが取り組まれました。
その後、協働の事例報告として、日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会、群馬県共同募金会、群馬県生活協同組合連合会の3団体より報告がありました。
報告に立った県生協連針谷専務は、生協の概要説明のあと、平成23年東日本大震災、平成28年熊本地震、平成30年西日本豪雨、令和元年台風19号災害などでの支援活動に県内の生協が関わり、生活物資の提供や人的派遣をしていること、県連内に災害対策協議会を設置して連絡調整や学習などを進めていること、日本生協連の大規模災害対策協議会に参加して圏域を超えた情報交換や支援を進めていることなどを報告しました。