現地集合・現地解散で女性協議会視察研修会を開催
中之条ガーデンズに女性活躍の様子を訪ねました
県連女性協議会(田中利恵子会長)は10月13日(水)、3年ぶりの企画として、視察研修会を開催しました。9月末まで緊急事態宣言が発出されていたこともあり、今回の視察研修は、バスを利用せず、現地集合・現地解散の屋外中心の企画としました。視察研修会は2年に1度開催することとして昨年度が実施年度となっていましたが、コロナ禍により中止したため、3年ぶりの開催となりました。
2018年には日本初の女性樹木医塚本こなみさんが手がけた足利フラワーパークを視察見学しましたが、今回は塚本さんと一緒にフラワーパークに携わった森山さんが、中之条ガーデンズの開園とともにご夫妻で中之条町に移住されて活躍されている様子を訪ねました。
当日はあいにくの雨にも関わらず、8会員生協・事務局から22名が参加しました。
園内の見学に先立ち、会議室においてガイダンスが行われました。
冒頭、田中会長から「コロナ禍の中で現地集合・解散という形になりましたが、視察研修会を開催することができました。今日は、『ナチュラリスティック・ガーデン』の考え方に共感し、ご夫妻で中之条町に移住され、園の中心的な存在である森山さんにご案内いただきます」とあいさつがあり、続いて中之条町役場花のまちづくり課中沢さんから園の概要について説明がありました。
中沢さんは、今年4月のグランドオープンまでの歩みを紹介したあと、「7つのガーデン一つひとつに特色があり、森山さんは園全体の運営と『ナチュラルガーデン』『スパイラルガーデン』を担当されています。花だけでなく、『庭』そのものを楽しんでいただきたい」と話されました。
森山さんからは、「中之条には1年半前に移住してきました。1年を通じての環境がわかってきたので、自然相手のことですが、来年に活かしよりよくしていきた」とのお話しのあと、「日本の良さ、季節の移り変わりに触れることが『庭』の楽しみ方です。枯れた花もありますが、咲いている時ばかりでなく、種をつくる姿にも触れていただきたいとの思いで庭づくりをしています」と園の楽しみ方について説明がありました。
一行は記念撮影、森山さんの案内で園内を一周したあと、自由散策を楽しみました。
自由散策を終えて再び会議室に集まり、視察研修会は終了となりました。藤原副会長から、「あいにくの雨でしたが、園の方から直接説明を聞くことができました。ご参加いただき、ありがとうございました」と閉会のあいさつがありました。
参加者からは、「お話しを聞いて、日本の四季の良さを感じられてすてきでした。ワーク ショップ も あるということなので、参加してみたいです」「庭づくりが自然とともに在り感動! 主旨説明を設けたことで見方が変わりとても良かったです 」「 森山さんがいろいろ説明しながら 歩いてくださり花・木を見ていると違う景色が見えて来ました 」「 ただ花を見るだけでなく、鳥や虫との共存という感覚で草花を 見ると奥深さを 感じ、勉強になりました」などの感想が寄せられ ました。