“フートピア21”国際協同組合デー記念交流集会を開催しました
県連女性協、JAぐんま女性協、県森林組合連合会などから17名が参加
“フートピア21”第95回国際協同組合デー記念交流集会が1月29日(月)に開催され、JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場(伊勢崎市)とJA全農ぐんま新鮮ぐんまみのり館(前橋市)の視察、群馬県産材を使った木工づくり体験の研修が行われました。群馬県生協連女性協議会・県連事務局から5名が参加しました。これにJAぐんま女性協・県森林組合連合会・JA群馬中央会の参加者を加え、17名が学習と交流を深めました。
交流集会に先立ち、群馬県生協連斎藤剛専務理事があいさつし、「群馬県内ではフートピア21記念交流集会を毎年継続して実施してきた。新しい協同組合連携の全国組織準備が進められる中、県内の協同組合間連携をいっそう深める一日としたい」と呼びかけました。
JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場では、小川惠弘専務理事から歓迎のあいさつがあり、「この選果場は昨年4月から試験稼働が開始され、現在は220名を超える生産者から出荷を受け入れている。それまで農家でやっていた等級・サイズの選別や箱詰め作業をここで行うことで、品質の統一と農家の労力軽減につながっている」と説明がありました。
JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場では、小川惠弘専務理事から歓迎のあいさつがあり、「この選果場は昨年4月から試験稼働が開始され、現在は220名を超える生産者から出荷を受け入れている。それまで農家でやっていた等級・サイズの選別や箱詰め作業をここで行うことで、品質の統一と農家の労力軽減につながっている」と説明がありました。
その後、作業場をJA佐波伊勢崎常見さんの案内で、きゅうり1本1本を選果機に通して等級・サイズ別に自動で選別される様子、パートさんによる箱詰めの様子などを見学しました。常見さんからは、人の手がなるべく触れないことによって、きゅうりの鮮度が保たれています」などの説明がありました。
その後参加者は前橋市のJA全農ぐんま花木流通センターの中にある新鮮みのり館に移動し、併設されているみのり食堂で昼食をとったあと、同センターの施設見学を行いました。
施設見学は、2つのグループに分かれて店舗を管理する生産資材部長の浦野義博さん、店舗がある花木流通センターの課長 茂木悟さんの案内で昨年10月に新装オープンしたばかりの新鮮みのり館、花の消費者館(ふらわーらんど)、資材館などを見学しました。
施設見学は、2つのグループに分かれて店舗を管理する生産資材部長の浦野義博さん、店舗がある花木流通センターの課長 茂木悟さんの案内で昨年10月に新装オープンしたばかりの新鮮みのり館、花の消費者館(ふらわーらんど)、資材館などを見学しました。
その後JAビル会議室で、県森林組合連合会の新井翠さんの指導により、県産材を使った木工品づくり体験を行いました。新井さんは、「群馬県は林業に携わる従業者は700人しかいないが、日本の面積の3分の2以上は森林であり、広い面積を担当する大事な仕事と思っています」と林業や森林組合について紹介したあと、県産材を使った写真立てとブローチづくりの手順を丁寧に説明していきました。
参加者は、展示された見本を参考に、真剣に作品づくりに取り組んでいました。
参加者は、展示された見本を参考に、真剣に作品づくりに取り組んでいました。
交流集会のしめくくりにJA群馬中央会JA改革推進部楢原俊彦部長があいさつし、「東日本大震災被災地支援、福島支援では当初大手の企業が参加していたが、今では姿が見えない。今日まで支援活動を継続しているのは協同組合の仲間だ。協同組合間の連携を群馬でも大きくしていきたい」と協同組合間連携の意義を語りました。