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フードディフェンスに関するパネルディスカッションを開催

 群馬県との協働事業として「フードディフェンスに関するパネルディスカッション」を開催しました(地域語部の会)

挨拶にたった塚越日出夫群馬県食品安全局長
 ぐんま食の安全・安心県民ネットワークは6月27日(金)、群馬県との協働事業として「地域語部の会」を開催し、フードディフェンスをテーマにパネルディスカッションを行いました。
 
 会場となった群馬県立群馬産業技術センターの多目的ホールに用意した180席は埋め尽くされ、事業者、行政、保健所などの参加者が9割を占めるなど関係者の関心の高さが伺えました。
松永和紀さん
 会場となった群馬県立群馬産業技術センターの多目的ホールに用意した180席は埋め尽くされ、事業者、行政、保健所などの参加者が9割を占めるなど関係者の関心の高さが伺えました。
 
 昨年暮れに発生したアクリフーズ群馬工場の農薬混入事件のあと、マルハニチロホールディングスが食品安全管理を含めた品質保証体制及び危機管理体制について社外有識者からなる第三者検証委員会を発足させ、5月29日に最終報告が公表されました。この第三者検証委員会に消費者及びメディアの立場で参加した科学ライターの松永和紀さんを招いて「食品テロに対して食品関係者が取組むべきこと・消費者にできること」をテーマに講演とパネルディスカッションを行いました。
会場のようす
コーディネーターの森田幸雄教授
 松永和紀さんの講演に続き行ったパネルディスカッションは、森田幸雄氏(東京家政大学教授)をコーディネーターに、松永和紀氏、中嶋源治氏(ぐんま食の安全・安心県民ネットワーク会長)、高川新一氏(株式会社ベイシア品質管理部長)、三枝裕昭氏(ポッカサッポロフード&ビバレッジ群馬工場長)、渋澤澄子氏(群馬県食生活改善推進員連絡協議会会長)、下田雅昭氏(群馬県衛生食品課長)がパネリストとして登壇しました。
 
 食品関係事業者や行政に望むこと、フードテロが発生した時に消費者にできること、正確な情報提供と錯綜した情報の取捨選択、雇用関係の実態把握と改善、社内のコミュニケーション、福利厚生の充実、監視カメラの活用、事件が起きる前の予兆への敏感さ等について意見交換が行われました。また、会場の参加者からもたくさんの意見や質問がだされました。
 
 このパネルディスカッションは、農薬混入事件が群馬県内の工場で発生した事件だったということもあり、第三者検証委員会が最終報告を公表したら、それを受けてただちに事業者や消費者が報告をテーマに意見交換できる場を設定しようと、群馬県と県民ネットワークで準備をすすめてきたものです。
パネルディスカッションには県民ネットワークの中嶋会長もパネリストとして登壇しました。
 このパネルディスカッションは、農薬混入事件が群馬県内の工場で発生した事件だったということもあり、第三者検証委員会が最終報告を公表したら、それを受けてただちに事業者や消費者が報告をテーマに意見交換できる場を設定しようと、群馬県と県民ネットワークで準備をすすめてきたものです。
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